其の44 知っておきたい性病の世界

国内感染者数は600万人
ここ4〜5年の間で増加の一途を辿り、年間60万人が感染、
20代前半女性の16人に1人、10代後半女性の21人に1人が感染している


さて、このデータ。
ある社会問題に関する数字なのですが、何を指しているのかお分かりでしょうか?
実はこれ、性病の感染者数なのです。

風俗で遊ぶ時、快楽を追い求めるあまり、ついつい目を瞑りがちですが、
性病というリスクは確かに存在しています。
そして、それを避けて通ることはできません。
なぜなら、現在のところ、確実な予防法がないからです。
インフルエンザなら予防接種を受けていれば、ある程度、感染の回避が可能ですが、
性病はそうもいかないのです。

だからといって、ただ怯えていたのでは何も始まりません。
まずは、性病について知ること、これが第一歩です。

というわけで、今回のすすきのどうでしょうは、やっているようでまだやっていなかった
性病について取り上げてみたいと思います。


最初に知っておきたいのは、
風俗店では定期的(月1くらい)に性病検査を実施しているということです。
一日に多数の接客をこなす彼女たちですから、感染のリスクも当然上がります。
だから、定期的な検査による陰性という結果が何より大切になってくるのです。



店舗内で行われることも多いようです
もうひとつ、客が感染を拡大させているということです。 感染源(どこで病気になったのか)を確定することは困難ですが、 何かの機会に感染してしまった男性客が、 それに気付かずに複数の風俗嬢と交遊を持ったとしたら・・・ そして、その風俗嬢が複数の客の相手をすれば、 恐ろしい速度で感染が広がっていくことになります。 風俗嬢だけが性病検査しても、病気の蔓延を防げない実態がここにあるのです。 客である私たちも性病検査を受けるべきでしょう。

自宅でできる、検査キットもあります
では、性病になると、どんな症状が現れるのか? ここでは感染数が多い3つの性病の特徴と治療法をご紹介します。 【Karte1  クラミジア】 (特徴) 現在、感染者数がもっとも多いと言われているのがクラミジア。 感染から発症までの潜伏期間は1〜3週間ほどと言われ、 発症すると、以下のような症状が現れます。 ・尿道の痒み ・排尿痛 ・尿道口から乳白色の膿が出る (注意点) 症状があまり強くない(痛みが弱い)ため、気が付かない場合があります。 また、2〜3週間ほどで症状が治まることもあります。 しかし、治ったわけではないので、相手を感染させてしまう恐れは続いています。 (検査方法と治療方法) 尿検査 抗生物質の投薬治療(2週間ほどで治ります)

尿を見れば、何でも分かる
【Karte2  淋病】 (特徴) 感染から1週間前後ほど経過すると、排尿痛と尿道口から黄緑色の膿が出てきて、 時間の経過とともに量と痛みが増していきます。 潜伏期間、症状ともにクラミジアよりも強く、感染して発症すれば高確率で気が付きます。 病原体が尿道内で繁殖するため、尿道炎を併発することがあります。 また、10〜20%が、クラミジアと併発します。 (注意点) クラミジア同様、発症から数日後に症状が消える場合がありますが、 もちろん治ったわけではなく、感染拡大の危険は依然としてあります。 病気が進行すると、発熱や倦怠感など風邪に酷似して症状が出ることがあります。 放置しておくと精巣内にまで侵入し、男性不妊の原因になる恐ろしい病気です。 おかしいなと思ったら、すぐに病院に行きましょう。 (検査方法と治療方法) 尿検査(問診で診断できるケースが多い) 筋肉注射・静脈注射(受診した当日に治ります) 抗生物質の投薬治療(2週間ほどで治ります)

チクッとしますよぉ〜
【Karte3 コンジローマ】 (特徴) 皮膚表面にイボ状の隆起物が出来まる性病のひとつで、 潜伏期間は3週間〜数か月と個人差があります。 明らかにおかしいので発症するとすぐに気が付きます。 イボは放置するほど快調に増え続け、1〜2mmほどだったものが、 1〜2cm、高さが5〜10mmほどにも成長します。 その様子はグロイの一言で表現できます。 亀頭、裏筋にできやすく、稀にフクロにもできます。 (注意点) 所見が非常に小さく、そのために脂肪と勘違いがちですが、よくよく考えてみれば 亀頭や裏筋に脂肪が付くわけはありません。 良いイボではありませんので、発見しだい病院に直行しましょう。 (検査方法と治療方法) 所見で診断可能 イボを切り取るレーザー切除がもっとも有効(保険治療です) 患部に専用の治療薬を塗る(1〜4か月)

痛みはそれほど強くないらしい
今回は感染率が高い3つを紹介しましたが、これらの他にも性病は多数存在します。 これを機会に、知識を蓄えておくことをお勧めします。 それが、風俗を愛するものの務め。 風俗店を愛し、風俗嬢を愛し、そして自分の体を愛する。 それが、風俗を愛するということではないでしょうか? 怖いのは性病ではありません。 何も知らない自分なのです。 それでは、次回もお楽しみ〜
バックナンバーを読む